お母さんが作ってくれる、計量カップや匙は一切不要お母さん完全オリジナル料理。
その中でも思い出が詰まった「おふくろの味」。
ど定番の一品。
久しぶりに食べて「あ〜これこれ!この味!」という物。
3兄弟のお兄ちゃんが、家に押しかけてきた弟と妹に具沢山お味噌汁を作って、これこれ!なんて言いながら食べるCMがありましたね。
私の思い出の味、おふくろの味は、体調不良の時にでてくる「肉うどん」です。
おうどんの上に牛丼の具と同じ豚肉と玉葱を炒めた物が乗り、大根おろし(これが合うんです)と万能ネギの小口切りが添えられ、関西風の透き通った熱々のおつゆがたっぷり。
大根おろしがなかったりネギがなかったりする事はなく、これが絶対なんです。
これを寝巻きの私がフーフーしながら、時に流れ出る鼻水を垂らしながらよく食べた物です。
一度、母にたてつきたくなった思春期の私は「体調悪い時ってお粥とかで、普通ガッツリ系じゃないよね〜!!」なんて発言を笑いながら(真顔で話したら家を追い出されますからね笑)して、「あらそっ!」なんて母のご機嫌を激しく損わせてしまったことがありました。
次の出されたのは「卵とじの煮麺」だったんです。我が家に必ずある梅干しと小口ネギが添えられたこのメニューも本当に美味しかったんですが。
ここで私は思い知ったんです。
あれ。全然パワー出てこないな。。。え。。。もしかして。。。生まれた時はもちろん、生誕後だいぶ経った思春期の今も、私の身体は母に作られているんだーーー!!!と。。。
もう煮麺では元気になれない身体なんだと実感した思春期の私でした笑笑
よく考えたら、おうどんを茹でる他に別の鍋でおつゆを作り、お肉と玉葱を炒め、大根をおろし、ネギを細かくきるという手間がかかっていたんですよね。
それはパワー出るわあ〜!と思い、謝りはしませんでしたが(素直にはなれないお年頃でした)、確かその後は肉うどんを頼んだ記憶があります。
そして今、娘達、特に長女が毎週食べたいと言うくらい小さい時から大好物で、冷やしうどんバージョンに進化したりして私が作っています。
長女は全くお料理に興味は無いので将来作ってくれるのかどうか。。。
皆さんの思い出の一品、おふくろの味。
ぜひお聞きしたいので、生徒さんにお伺いしてみよと思います(^_^)